「んぅっ、あ…っ、あぁ…っ!」
グチュグチュと結合部が卑猥な音を立てる。
「すごい…」
大蛇丸の感嘆の声が、ナルトの羞恥を煽ってならない。
「こんなに濡れるなんて…いやらしい子ね」
幼い体にはキツイ太さを持った大蛇丸の欲望が、滑らかに出入りする。
その度にナルトの肉壁が挿入されたモノの全体を心地よく圧迫し、締め付けた。
「あぁっ、ひっ、ああぁっ!」
獣のように這わされ背後からのしかかられて、いつも以上にキツイ情交を強要されているというのに、突き上げられる度に溢れ出すのは、苦痛の全てを取り除いた快楽のみで。
それに抵抗する術もなく、ナルトは溺れていく。
「だめっ、も…だめ………てばぁっ!」
泣きながらの哀願に、大蛇丸はその薄い唇に笑みを浮かべた。
「イきたいの?」
問いかけに、夢中で頷く。
限界は目の前に迫ってきているというのに、あと少しの刺激が足りない。
「じゃあ、言って…私のことが好き、って。イかせて、って、可愛くおねだりして………」
「あうんっ、あっ、や…あ、…くふぅっ!」
律動が激しすぎて言葉を発することも出来ない。
けれど、言わなければ絶頂を与えられないことは経験で知っていた。
言うことを聞いている間は限りなく優しいのに、従わなければ容赦がないのだ。
「さあ、言って」
促されて、必死に言葉を紡ぐ。
「お…ちま…るが…好き、だか…らぁっ!も…っ、イかせ…てぇ………あぁっ!!」
期待していた刺激は与えられることはなく、けれど今まで以上の激しさで大蛇丸はナルトを追い上げてくる。
「やぁっ、やあぁ………っ!こわれっ………よ…おぉっ!!」
顔を溢れる涙と唾液でグチャグチャにしながらシーツに顔を擦り付けるナルトの耳元で、大蛇丸は自分の狙っていた通りの言葉を口にした。
「中で出しても…良い?」
耳朶を舐めるようにして告げられた言葉に、それでもナルトは首を横に振った。
「や…らめ…ぇっ!」
「でも、欲しいんでしょう?」
畳み掛けるように囁かれる言葉は、それだけで今のナルトには愛撫と変わらなかった。
「やぁっ、やら…ぁっ!」
ヒクヒクと全身を痙攣させるほど追い詰められているくせに頷こうとしないナルトに、大蛇丸は根元までを埋めると、そのまま小刻みに腰を動かす。
「ひああぁぁっ、ひっ、やあぁぁぁっ!」
最奥の柔らかな箇所を犯され、甲高い悲鳴が上がる。
泣きじゃくるナルトを容赦なく責めたててはみるが、大蛇丸はナルトが承知しないだろうことを知っていた。
だからこれは、過多気味な愛情表現なのだ。
それに、何故ナルトが嫌がっているのかを知っている。
「ひあっ、あぁあっ、イッ…て、も………イッてえぇ…っ!!」
過剰な快楽に堪えられなくなり、切れ切れに訴えた。
「入れて、ちょっと動かしてるだけなのに、もうダメなの?」
綺麗に笑った大蛇丸に、ナルトは許してもらえたのだと思った。
けれど、違ったのだ。
「ああぁっ!あぁっ、ああぁっ!」
体内で弾ける感触がナルトを襲う。
熱いと感じるほどの体液が注がれ続けるのを、ナルトはそれまでの比ではない快楽の渦の中で受け入れた。
「ふはっ、ふああぁ…っ!!」
中で、じわりと広がる…熱。
「くふ………っ」
半ば無理な体勢で口づけられる。
「ふふ…出しちゃった…v」
ズルッと引き抜かれた後を追って、体内に注がれた白濁した体液が溢れ出してくる。
シーツの上には、ナルトの出した白い花が散っていた。
ねっとりとしたそれを指に絡め、舐める。
「たくさん出したわね。中で出されるの、好きでしょう?」
そう。本当は嫌いじゃない。
けれど、そうされてしまうと感じすぎてわけが分からなくなってしまうから恐いのだ。
大蛇丸はそれも可愛い、と言ってくれるが、格好つけたいお年頃。
何もかもを曝け出す勇気はまだ、ない。
「ん…ふぅっ」
溢れ続ける大好きな人の、ソレ。
下腹の辺りがじんわり熱くて、内股を伝う感触にまで感じてしまう。
「好き。大好きよ、ナルトくん。愛してるわ」
快楽の名残に軽く喘ぐ体を軽く抱きしめられた。
こんな時は特に大蛇丸が優しい。
『ナルトくんを、全部私色に染めたvって感じがするのよv』
なんて言っていたことを思い出しながら髪にキスされる。
滅多に会えない二人だから。
たまにはこんな濃厚なコミュニケーションも………ネ☆
終